普段の健康管理や病気の予防、早期発見と治療など「かかりつけ医」を持つメリットは数多くあります。昔から親しくしている医師がいれば良いのですが、引っ越しなどによる、初めての土地での医療機関さがしは、案外難しいもの。また、総合病院などにかかったとしても、いい医師に巡り会い、希望の医療を受けられるとも限りません。
病院を探す一般的な方法としては
- 近所の評判を聞く
- 地域の広報誌や医療情報誌を注意して見る
- 電話帳で、自宅に近い医療機関を探す
- 市町村役場、保健所へ問い合わせてみる
- インターネットの検索システムを利用する
などが考えられますが、上記のような方法を利用して、いろんな医師に かかってみることも「かかりつけ医」の見つけ方のひとつ。その際、自分のつらい症状や悩みをよく聞いてくれる(聞き出してくれる)、病気についてわかりやすく納得できる説明をしてくれるなど、コミュニケーションがとりやすいことは「かかりつけ医」選びの重要なポイントです。
一方で、医師の適切な判断のために、患者側にも協力する姿勢が求められます。自覚症状、病歴、治療の希望など質問を整理することも必要です。
いずれにしても、普段から積極的にいろいろと情報を集め、信頼できる「かかりつけ医」に出会ったら、上手に付き合い、病歴、薬の服用、家族の体質や遺伝など、こまめに相談することで、病気の予防、早期発見、早期治療につなげていきましょう。