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病気の知識

便に血が混じっていました。これって「大腸がん」?

検診のときに、便に血が混じっていました。これって「大腸がん」でしょうか。

大腸がんの検査は、問診票の提出と、便潜血検査です。便に血が混じっていたのなら、必ず精密検査を受けましょう(大腸内視鏡、注腸透視)。

大腸がんは、欧米人に多く、日本人には少ないと考えられてきましたが、近年大腸がんによる死亡率が急速に増加。2015年には胃がんを抜いてトップになると予測されています。原因は、高脂肪食、低繊維食という食生活の欧米化があげられます。

繊維分の多い食物は便の量を増やし、腸内での便の通過速度が速くなるので、がんの発生を少なくするといわれています。繊維分の多い食物を十分にとり、40歳を過ぎたら、定期検診を受けましょう。


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